2017年10月。
クォーツ時計はほっといても動いていてくれるので便利なのですが、やはり機械式の方が・・・とここでキングセイコーやロードマーベルなどが魅力的に見えてしまいます。
中古市場には大量の出品があるんですね。
こんなに愛された時計ならば壊れてもなんとかなるんじゃないか?
記念に1本手元に置いておこうと言い訳を思いつきました。
SRPA21を買った時点で時計をもう買わないって決めてたはずなのですが。
最初は45-7001を狙っていたのですが、記念品代わりなので縁のある製造年月のモノを探すことにしました。
壊れないキングセイコーといえば
56KSノンデイトだそうで。
中古時計サイトを眺めていたら
56KSノンデイトが66000円で売ってました。
さすがに高いと思いスルー。
同じモデルがオクに出ていたのですが仕事中で競り合う士気が落ちてしまい脱落。
今思うと想定より安く終了してるし後悔が残りました。
その後も同様のモデルをebayで競り負け。競り負けというか寝ちゃったり。
この時は海外に流出した良質な国産腕時計を日本に取り戻すんだと国士まがいの気分でしたがw
3回目のオクはたぶん釣り上げじゃないかなと思われる自動入札が2人。
どこまで上がるのかと適当に入札してましたが止め。自分が降りたら止まりました。
狙ってる製造年月の5621-7021or7022はなかなか出てきません。
いっそキングを諦めてロードマチック5601-9000に狙いを変えるかと弱気になったのですが、やはりキングが欲しい。
ちょっとゾーンを広げてデイト付きモデルも視野に入れ始めましたが、意外と簡単には落とせないものです。
キングセイコー 5625-7111
初心者なので1番出回ってそうなデイト付きを落札しました。
出品者はたぶん時計マニアの方だと思われます。
当初は相場よりも随分と高かったのですが、この値段ならってところまで落ちてきたので買ってみました。
最後に落札出来なかったときよりはちょっと安く買えたので良しとします。
写真を見た時からあまりケースは綺麗じゃないなと思いましたが現物は思ったより傷が多いかったです。よくもまあこれでケースには小キズって書けるなって思いました。
写真だとなんの変哲もない、日本人なら見慣れたような時計です。
36mm幅で厚さも約10mm。
時間の合わせ方は今までの時計とちょっと違い、反時計回りにリューズを回します。中身だけ変えられてるのかって調べましたが。
長い針を目盛りにビシッと合わせられるのが感動しました。
このモデルは裏蓋が金のメダリオンではないモデルです。
そこが物足りないとも便利といえるとも。
時計はサイドから見た時も大事だなって最近思います。
特にリューズが無い方のサイドは。
ベルトは黒のリザードにしました。
理由はベルトを買いに行った時にリザードとクロコが投げ売りされてたので。
リザードの方がよりお葬式感が出るような気がしますが。
キングセイコーでもクロノメーター表記の文字盤はレーシーで男心をくすぐるデザインです。
白や紺もいいのですが特に5626-7040のグレー文字盤は本当にかっこいい。
裏蓋のないワンピースケースの52KSもいいしCラインケースの45-8010もいいし、本当にキングセイコーは良い!
この時代のGSKSを持ってた人は国産時計は舶来時計に負けてないって言ってもいい資格があると思います。
今はバリバリ働いてる向けのラインナップとしてはアストロンやアテッサになるんでしょうか。
働く人の腕時計としてはそれが正しい進化だと思います。

安物アンティークなのに置いてあるのを見ると他の時計より存在感があります。
でも実物はやっぱりちょっと違うなって思いますよ。
いつか他のモデルも欲しくなってしまうのが心配ですが。
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